快晴の天気予報なので、玉取山に行こうと 朝起きると、日の出もなく雲覆われています。 テンションも下がりゆっくり朝ドラを見ていると、少し明るくなったので 出かけることにしたけれど、この遅い出発では遠くに行けない。 大川山のモミジが綺麗かもしれないと前回は塩入から登ったので 今回は東山峠から阿讃縦走路にしようと安易に出発した。 |
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塩入温泉をすぎ、東山峠に近づくにつれ、 車道沿いの木々が色づいてきました。 9時35分頃東山峠に到着 徳島側の少し広くなった路肩に駐車して準備 |
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香川県側に入り、「阿讃縦走路 大川山→」の案内板に従って尾根に這い上がる。 |
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少し登れば、藪っぽいですが、平坦な歩きよい道になります。 水源林造成事業の看板から大川山が見えます。 あそこまで行くのね。 遠いな~ |
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時折紅葉した木もあり、陽射しに輝き綺麗です。 こんな道ですので、どんどん歩けます。 |
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花のない時期なので、コウヤボウキは咲いていて嬉しいです。 疎らな植林の道に合流 そこははっきりとした道がついているので、間違ってはいけないと思って写したのですが… |
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下りには左に曲がらなくてはいけません。 振り返ってみると「阿讃縦走路」の標識がつけられています。 |
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10時24分四国電力吉野川線28番鉄塔の横を通過 10時32分なだらかな登りを進むと四等三角点 坂本 800.1mに着く 三角点には赤いペンキが塗られています。 殺風景な三角点にエントツ山さんが周囲に石を置かれたようです。 |
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キティ山岳会の標識が近くの木に掛けられています。この標識を見るとほっとしますね。 ここから南東に樫ノ木休場向けて歩き出します。 見上げると色づき始めたカエデが綺麗です。 |
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アカマツの混じる自然林の尾根を進むと 10時50分林道に出ました。 |
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振り返ると真ん中の尾根から下りてきました。 左にはチェーンのかかった荒れた道、右は広い未舗装の林道 このススキの林道を進んで行きます。 |
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しばらく進むと舗装路になりました。 そして歩いて来た道には「通り抜けできません」の看板 |
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丁度カーブのところには色づいたカエデ ガードレールのついたヘアピンカーブを登ると今歩いて来た稜線が見えます。 |
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またすぐに未舗装路を進むことになります。 |
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樫ノ休場に近づくと 林道沿いの視界が開け、のどかな讃岐平野が広がり暫し眺めます。 満濃池や奥に城山~猫山~大高見峰の青山連山が見え その奥にはうっすらと飯野山も見えています。 この樫ノ休場は猪鼻街道が開通するまで、阿讃両国の従来は山越えルートがほとんどで ふもとの芝生からこの峠に至る樫の休場は、人馬交通の要路だった。 近在で生産された煙草、木炭、肥料の搬送や借耕牛の通行も盛んで 小さいながらも集落も点在しており、うどん茶屋も二軒あったという 三野町 2本杉の案内板より |
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そこにはヤクシソウやタンポポが咲いてました。 11時12分 樫ノ休場に到着 |
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林道から分かれて山道に入ります。 むらくもはどんどん進んで行きます。 「ピークに三角点があるから~」と大声で言っても聞こえなかったみたい よく見ないと通り過ごしてしまいそう。 四等三角点 樫ノ休場 854.7m |
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色づき始めた二色もみじもいい感じ 植林と笹の中を歩いて行きます。 |
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今度は目にも鮮やかな黄色のトンネルって感じの中を 緩やかに登って行きます。 |
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落ち葉を踏みしめながら歩くのは足にも優しいし、気持ちがいいものです。 11時36分 先を歩いていたむらくもは、遅い私を待って小休止 縦走路の右は綺麗な植林 |
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左は自然林 色づき始めた紅葉を見ながらバナナ休憩です。 お昼は大平のビニールハウスですることにしますから、小腹を満たします。 |
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11時47分大平山の三角点を目指して出発 赤い実をつけたツルシキミが多くあります。 今までの歩きよい道と異なり岩の荒れたピークが三角点かと思えば むらくもが「もっと広いところだ」と言う 先に見えるピークだろう |
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12時9分 大平山山頂 976.7mに到着 四等三角点 大平山 |
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12時23分右手にビニールハウスが見えてきました。 大平の駐車場は近い |
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ススキの白い穂もウリハダケデも輝いています。 |
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12時34分中寺廃寺跡からの道の合流点にとうちゃこ さあお昼にしましょうか お弁当を広げると、どこからか数匹の猫がやってきて、欲しそうに眺めています。 |
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人慣れしていないので、傍にはやってきませんが、 むらくもが少し残してやると美味しそうに食べていました。 舗装道路脇にはハキダメグサが満開 |
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中寺道(なかでらみち)駐車場から北に下れば 中寺廃寺跡や柞野(くにぎの)へ行くことができます。 この辺りはまだ色づいたばかりですね。 12時49分大川山に向けて縦走路を進みます。 |
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縦走路に入るとそこは紅葉 真上を見上げて首が痛くなるほどです。 |
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12時58分 四等三角点 大平 948.4mを通過 |
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13時04分右手に車道ですが、また尾根へ |
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13時12分車道に合流し、車道を歩いて行きます。 |
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車道から分かれて大川山の最後の登りです。 アキレス腱が伸びそうな急登にロープもあります。 紅葉を眺めながら、一歩づつ登って行きます。 |
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青空にはんなりした紅葉が素敵です。 |
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急登を登りきるとなんとなんと真っ赤に燃えるような紅葉が目に飛び込んできました。 |
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13時35分 まずは大川神社の裏手から大川山山頂へ 二等三角点 1043m |
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こちらから眺める紅葉も見事です。 |
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大川神社にお参りして、キャンプ場の管理棟に向かいます。 イチョウの木の紅葉はもう少しかな 銀杏は落ちていない |
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落ち葉の中にオオイヌノフグリが一輪、むらくもが見っけ モミジは丁度見頃です。 |
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13時47分管理棟に下って行くと、落ち葉の清掃をされていて、 いいお天気なので、シーツが干されていました。 ヤマガラちゃんはいませんが、暫しコーヒータイムです。 |
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目の前のモミジも見頃 のんびりしたいのですが、そうもいきません。 東山峠からここまで4時間かかっていますから、 秋はつるべ落とし、急いで帰らないと暗くなります。 13時54分出発~ コテージ辺りもいい感じです。 |
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たっぷり楽しんだ大川神社の紅葉とお別れして、往路を引き返します。 14時急降下してしばらく車道歩きです。 ススキも輝いています。 |
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往路で見る紅葉とまた違った美しさがあります。 山頂の鮮やかさより落ち着いた雰囲気が好きです。 |
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14時28分大平のビニールハウスまで戻ってきました。 ゆっくりする時間はありません。そのまま通過 大平山ともう一つのピークには巻き道があるので、歩いて行きます。 |
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大平山の巻き道は暗い。進んでいると、道が下って行きます。 これはおかしいと藪の中を適当に登り返し、縦走路に戻ります。 15時32分樫ノ休場に到着 ここで水分補給 ゆっくりできません。5分で出発 |
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15時52分 林道から阿讃縦走コースに入ります。 太陽も随分傾いてきました。頑張って歩きます。 |
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三角点をすぎ、鉄塔を通過 もう薄暗くなった縦走路を黙々と歩いていると、 「あれっ!こんなとこ通ったかな」と思いながら進んでいると 後ろから来るむらくももおかしいと思ったらしい 朝、間違ってはいけない直進の踏み跡のしっかりした道を進んでしまっていたのでした。 少し引き返し、左の縦走路を歩いて、無事下山 |
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無事に何とか明るいうちに下山できたのですが 日の短いこの時期に、遅い出発はタブーですね。 3時ぐらいに下山できる山を選択すべきでした。 |
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東山峠より大川山 1043m (香川県) |
◆ 2017年11月2日(木曜日)晴れ ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2名 |
◆ 東山峠9:42-△坂本10:32-林道合流10:50-樫ノ木休場11:14-大平山12:10-大平ビニールハウス12:34/12:49 -△大平12:58-大川山13:35/14:00-ビニールハウス14:28-樫ノ木休場15:32-△坂本16:14-東山峠17:01 (約7時間20分昼食休憩含む) |