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いいお天気なので、どこかに行きたい
気になっていた江畑から行く大川山はどうだろう
そろそろ山頂の紅葉もキレイかも
自宅から一時間というアプローチが近いこといいですね。
NHKの「あさ」を見てからゆっくり出発

県道4号線から塩入温泉の横を通り過ぎ、野口ダムを見ながら進むと、左に通行止め
そこからしばらく進むと琴南財田線の交差点
右は行き止まりです。ここを左に進んで行きます。
舗装された道を走ると
   

T字のところに
27年7月16日台風11号の被災により林道崩壊につき車両通行止め
そのまままっすぐ進みます。
   

があべらさんのブログで見覚えのある駐車場とガードレールが見えてきたので 、ここだわと確信
    

整備された広い駐車場の端に駐車し、林道からコンクリートの登山道に入ります。 
   
コンクリートの階段を登った先は崖っぷちのようで下は林道
遠くには猫山や城山が見渡せます。
   

そこからの花といえばコウヤボウキとヤブコウジだけ 
   
 
登り始めから滑りやすい落ち葉の急坂が続き,ふうふういいながら登って行きます。

途中には「中寺廃寺跡→」の案内板がありますから迷うことはありません。
   

登山口からゆっくり歩いて27分で四国中央東幹線17番鉄塔に到着 
鉄塔から見上げると青空です。
展望台からの展望が楽しみですね。
 

鉄塔から緩やかな道を進むとまもなく柞野道との合流 です。
帰りは左江畑道に下って行きます。
   
 
真っ直ぐ進むと、またまた分岐です。
直進すると仏ゾーンへ行けますが、当然左の展望台へ寄リます。
この階段がまたきついんです。
   

登山道脇にはツルリンドウの赤い実が見えます。
あと少しの階段を登れば 
   

眼下に広がる素晴らしい大パノラマです。讃岐平野の半分が見渡せるほど
満濃池や飯野山、瀬戸大橋を望み
 

 屋島や五剣山そして遠くに小豆島や淡路島まで望めます。
 

前回登った時は冬で、祈ゾーンは雪の中だったので、 今回は寄ってみることにしました。
中寺廃寺跡  (平成20年3月28日国の史跡に指定された平安時代に栄えた山寺跡です)

展望台から下って廃寺跡の遊歩道へ
   

木々の中に見えてきました祈ゾーン

中寺廃寺跡の中で最も早い時期から大川山信仰に根ざす活動が行われ
時代を経るにつれ、割拝殿、僧房が建立されるなど、修行と生活の場としての機能が加わっていったと考えられます

割拝殿跡 (わりはいでん) 
5間X3間の礎石建物跡で、当時の古代山林寺院としては大規模な建物です。
   

割拝殿の東の広場を見通した正面に、古くから信仰対象となった霊峰大川山を望めます。

割拝殿跡の南斜面を段状の造成した僧房(そうぼう)は3間X2間の掘立柱建物 
   

なか道を通って、仏ゾーンに行きます。 

仏堂跡・塔跡より下段にある大炊屋跡(おおいや)は3間X2間の掘立柱建物跡で
建物内から食器や調理道具が出土し、床面で竈(かまど)の痕跡が確認されたことから、
大炊屋跡は供物の調理施設と考えています。
   

塔跡仏堂跡はともに南を向き、仏堂の正面をさけて、塔が立地しています。
中寺と讃岐国分寺は僧侶が修行のために行来するといった関係があったと思われます。 
   

中寺道に合流し、願ゾーンに進みます。
コナラやカナクギノキなどの自然林の気持ちのいい道です。
2週間もすれば素晴らしい黄金色になるでしょう。 
   

左下に先ほどの大炊屋跡が見えます。 
少し進むと色づいたヤマウルシとウリハダカエデの向こうにトイレが見えてきました。
トイレ外の壁面のところにはパンフレットがあります。
   

願ゾーンには寄らずそのまま進んで行きます。
勾配の急なコンクリート道が続いています。
   

色ずき始めた紅葉を楽しみながら
落ち葉のコンクリート道を踏みしめながら登って行きます。 
   

ちょっとだけ開けたところがあります。
植林の中のコンクリート道を歩いて行くと
   

中寺道駐車場の入口にはチェーンがかかっています。
その手前にはヨメナガ咲いています。
   

大平ビニールハウスに出ました。 今から行く大川山が見えます。
ハウスには美味しそうなイチゴがなっていて
まだ食べられそうな傷んだイチゴが溝に沢山捨てられています。
景色を眺めながらバナナと牛乳で小休止です。
   
 
この辺りはずいぶん色づき、モミジがとっても綺麗です。
   

ここから阿讃縦走路に入ります。
するとすぐにむらくもがしゃがんで写真を撮っています。 
   

赤い実を撮っていました。 
   

シロモジの黄とモミジの赤 
   
 
見上げると陽ざしに輝く紅葉で、最初っから進めません。
 

気持ちのいいふかふかの落ち葉の絨毯の縦走路です。 
   

ふと見るとむらくものザックに落ち葉が一枚
シロモジが眩しいほど輝いています。 
   

車道が見えてきましたがそのまま登って行きます。
上を見るとモミジが真っ赤で、綺麗です。
   

自然林が色とりどりの紅葉で上を見上げてばかり 
   
 
 
   
 

今度はシロモジの黄色いトンネルです。
いい雰囲気の中を快適に進んで行きます。
 

また車道が見えてきました。車道を歩きます。 
   

車道の上もほら!紅葉
キクが一輪だけ咲いています
   

大川神社の案内板が見えてきました。
最後の急登です。 
   
 
写真ではわかりにくいのですが、見上げるばかりの急登
その上ウリハダカエデ、ハリギリ、カナクギノキ、イタヤカエデなどの落ち葉ですべりやすく、
一歩一歩ゆっくり登って行きます。ロープもあります。
   
 
約10分ほどで合流
まずは神社裏にある山頂に行きます。
   

今日は宮司さんがいらっしゃるようで、開いています。 
   
 
 

銀杏の大木の黄葉はもう少しかな 
神社の北側は展望が広がっています。
   

モミジが綺麗です。
一人の男性がシャボン玉をしています。この方前にもお会いしたような 
少しお話をして管理棟に行きます。
 
 
   
 
   

管理棟の前のベンチでゆっくりお昼にします。
むらくもは豪華なにぎりです。
ヤマガラちゃんにピーナツを持ってきたのに、今日はいません。
やっぱり餌が少なくなる冬でなければいないのかな
ヤマガラちゃんがいないので、同じ道を引き返します。 
   

神社まで登って行きます。
モミジの下でさっきの男性はまだシャボン玉をしています。 
   
 
 

急坂は落ち葉で滑るのでロープに摑まって下ります。そしてしばらく車道を歩くことにしました。
   
 
紅葉が素敵で、気持ちのいい道です。
 

青空も広がっています。
途中林道から阿讃縦走路に入り、 
   
 
ビニールハウスまで戻ってきました。
   

登りできつかったコンクリート道、下りは早い 
誰にも会わないのかと思っていたら願ゾーンの手前で若者に会いました。
   

もう一度展望台に寄って、コーヒータイムです。 
さあ後は一気に駐車場まで下って行きます。

秋晴れの中素晴らしい展望と紅葉を満喫した一日でした。
今度は塩入鉄塔保線路を歩いてみたいな 

下山後は久しぶりに塩入温泉に入ってほっこり
   
   
   
大川山(江畑より)1043m 香川県 
 

 ◆ 2015年10月31日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2名
 ◆ 江畑登山口9:30-17番鉄塔-柞野道合流10:13-展望台10:21/10:29-中寺廃寺跡-バイオトイレ10:53
   -大平ビニールハウス11:33/11:48-阿讃縦走路-大川山山頂12:37-キャンプ場12:56/13:23-
   -大平ビニールハウス13:57/14:06-バイオトイレ14:30-展望台14:36/14:52-江畑登山口15:15
   (約5時間45分休憩含む)