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 岡山の山と花の予定でしたが、雪の多さとお天気がいまいちということで
前日の夜急遽粟島に行くことになりました。

詫間の須田港で待ち合わせですが、みんなちょっと早めに到着でした。
販売機で切符を買います。
須田港→粟島港 片道330円(往復はありません

須田港9:05発の粟島汽船に乗り込みます。わずか15分の船旅です。
青空が広がり、最高の島歩きになりそうです。
2月だというあまり寒くないのでデッキに出て、景色を眺めます。
これが紫雲出山であっちが志々島や
   
 
穏やかな瀬戸の海、善通寺五岳も遠ざかって行きます。
以前登った城山が見えてきました。展望台もはっきり見えます。
右に青い海洋記念館も見えますね。
   
 
間もなく9時20分に粟島港に到着
待合所でトイレをお借りし、その前にある
ピンコロ地蔵さんに十分お参りして、さあ島歩きです。
   

今回の目的は紫谷山に登ることなので、東に車道を歩き始めます。 
牡蠣の養殖いかだがあります。
 

しばらく歩くとハマダイコンとカラスノエンドウが咲いているではありませんか
やっぱり島はあったかいんですね。
 
   

トイレがあります。
ここから先にはトイレがないんだって!
ここにもかわいいブイが
   

目の前に紫谷山を見ながらのんびり歩きます。 
車やバイクに会うこともなく道の真ん中を歩けるのは島ならではですね。
 

北側の砂州を見に行きます。
砂州の幅は狭く50mくらいかしら?
これが自然の砂浜
 
   

もう一つのトンボロの阿島山が見えます。
砂州の上にはお地蔵様が祀られています。
 
   

波打ち際に鳥居があります。
海から参道が続いているので、寄ってみることにしました。ここは馬城八幡神社 
段を登ると神社拝殿があります。
上から砂洲が見えないかと思ったのですが、しかし展望はありません
   

車道に戻り進んで行くと、
廃屋が
この道は京の浜・塩谷・尾へ行く昔の通学路のようです。
   

少し行くと小枝に小鳥を見つけます。
ジョウビタキにメジロ です。遊んでもらいました。
   

紫谷山の岩場が近づくと「藪漕ぎして登ったのはこの辺りかな?」なんて
5年前のことを懐かしい思い出しているお二人です。
先日エントツ山さんが藪漕ぎして登られて、山頂から刈られた道があると教えてもらったのですが
それがどこなのか…
人でも車でも会えばお聞きするのですが、ここまでどなたにもお会いしません
   

なので車道をのんびり歩いていると花を見つけました。
 
▼咲き残りのシマカンギク  ▼コバノタツナミ
   
 
▼ナガバノタチツボスミレ
 
   

道端には番号がかかれたお地蔵様が続いています。
不天調整池までやってきました。
登山道がまだみつからない 
   

山頂にレーダーが見えます。その向こうには高見島
あれ~もう東側まで来てしまいました。
目の前の島は志々島です。
次はここへ行かなくっちゃ 
   
 
マーガレットにアロエにキンセンカの花が咲き、島はもう春
道沿いには桜の木の蕾も少し膨らんでます。
ここまで歩いてきた車道沿いには桜の木があり、
桜の時期にはきっと素晴らしいんだろうなと思いました。

ここでやっと畑で作業されている方がいらしたので、登山道をお尋ねしましが、
もう荒れて登れないとのこと
もう一人男性が来られたのでお尋ねすると
この先の昔の通学路の途中から登れるかもしれないと教えていただきました。
   
 
少し行くと「昔の通学路」の道標がありましたが、先にレーダーの山まで行くことにしました。
エメラルドグリーンの海の青本当に綺麗です。
手前に見えているのは上新田港で、
粟島港~上新田港の定期便で来られるようです。
 

 車道の大きな椿の木や菜の花を見ながら
道なりに歩いていく途中ちょっと近道をします。
 

その角になんと丸い石?で造られたかわいいお地蔵様が… 
そしてレーダーへのコンクリートの道へ
関係者以外立ち入り禁止をちょこっと通らせてもらいます。
これがなんと急登なんです。
   

途中から紫谷山の方を振り返ります。 
レーダーのところからは展望がありません。
山に登ってないのにここで11時です。
ちょっと小休止
何にも食べない私達ではありません。
小腹を満たしたら、下ります。
   
 
急な下りからは
真っ青な海と今から登る足摺岬が見えます。
ぶいぶいがーでんです。
ここは島のアーティスト「えっちゃん」のお庭です。
自転車で来れば30分なのに
のんびり歩いて2時間もかかっています。
   

使わなくなったブイを再生して作ったぶいぶい人形やぶいぶい猫が出迎えてくれました
おひなさまや浦島太郎と乙姫様もあります。
どれひとつとして同じものがないし
この表情が何とも言えなくかわいいですね
春になると一面お花が咲くようです。
 
   
   
 
白梅が満開
その下にはちっちゃい青い花をreikoさんが見つけてくれて、
写真を撮るPです。
keitannさんがハナイバナと教えてくれました。
   

今度はヤギの花子がごあいさつ
せっかくいい顔してくれたのになにかあげればよかったかな
 
NHNの「鶴瓶の家族に乾杯」で藤井フミヤさんが訪れたぶいぶいがーでんって書いてあるわ
   

突き当りにはこんな地図がありました。
今まで歩いてきたのは県道261号線で、昔の通学路も書かれてあります。
ここから足摺岬行きます。 
 

目の前に広がる青い海と砂浜 ここが京の浜
ごみひとつない
その向こうには今から行く足摺岬です。
 

堤防沿いに歩いて行くと
左の青い建物は民宿「ぎんなん」今日は休み?運がよかったら、
オーシャンビューでコーヒー休憩ができるかも?
民宿で昼食を頼むなら必ず4日前までに予約がいるそうです

少し進むと ブラジャー観音の案内板
120歩で行けるそうだから先に寄ります。
   
 
1歩2歩3歩~120歩 細道を通って行くと あれ!ほんとに120歩で着いたわ
今日の目的の一つのブラジャー観音に会えました。本当にブラジャーしてる
   

賑やかに話しながら引き返していると
おじさんが出てきて、「いいものあげる」 からと出てきてくれました。
お家に入らせてもらうといろいろな人形作ってあります。
おじさんのお父さんが石屋をされていて作られたもので、ブラジャー観音も作られたそうです。
   

お話している間に、どこかで見たようなと思っていたら、 
NHNの「鶴瓶の家族に乾杯」の時踊っていたおじさんだった
そしていただいたのが手作りの「福」裏には「笑」のお守り
   

家の屋根の鬼瓦は世界的に有名なアーティスト田村友一郎氏が上田さんの顔を焼いたものだそうです。
10分程お話しして、足摺山の道まで教えていただいてお別れです。
右に曲がって
   
 
堤防沿いに行くと大きな椿の木
これが登山口の目印です。
人が歩けるほども道には落ち葉がいっぱい
倒木もくぐって、約5分程で
   

「絶景絶叫ポイントウォ~!!」この案内板を見たらだれでも寄るでしょ
「危険 岩に登るのは自己責任で!」
わかっています!順番に登ってみました。
でも全然怖くないですよ
 
   

絶景(^O^)/ 目の前に阿島山が見えてます。 
左には城山、奥は庄内半島です。
 

「ポイントウォ~~Ⅱ 」
今度の岩は大きいから女三人で登りました。

そしてくぐり岩
ザックを下して潜ります。合格祈願の岩だって
狭い岩の下をくぐり抜けると、狭い難関も突破できるそうです。
でももう私達には関係ないんだけど…
   
 
   
 
この足摺山頂辺りにはヤマツツジがあり、4月中旬には咲き誇るようですので、
もう一度訪れてみたいと思っています。
ふかふかの落ち葉の道を引き返します。
そしてブラジャー観音まで戻ってきました。
   

ここからは昔の通学路を歩いていきます。
道沿いにはところどころに石仏があります。
こんな坂道を往復していた当時の小学生は鍛えられますね。
しばらく行くと紫谷山が見えだしました。
 
   

尾からの合流点にはお堂あります。覗くと
「血糖値は少なめ、お賽銭は多めに、お酒は控えめに」と書かれてました。 
時間を見ると12時32分
   

お腹が空いては…
 藪漕ぎの前にここでお昼にすることにしました。
食べているとジョウビタキの♀がreikoさんの傍の小枝のやってきて、
しばらく遊んでいきました。

   

20分程の休憩でさあ行きますよ
適当なところから登り始めます。 
   

しかしそこはなんと背の高いスズタケのブッシュ
1mもなかなか進めません。あきらめて通学路まで引き返しもう少し先から登ることにしました。
 
   
 
この辺りkeitannさんたちは見覚えがあるような、前回登ったルートに近いとか
山火事の焼け跡で茨や笹がありますが、スズタケではないので、
細い木に摑まりながら登って行けます。
振り返ると景色が見えてきました。
   
 
登り始めて20分程で岩に立ちます。
ビューポイント 藪漕ぎならではの景色です。
また交代で立ちます。
   
 


そして最後の大岩によこらしょと登ると
この大岩に登らなければ見えない景色です。
藪漕ぎしてきたご褒美です。(^O^)/
 

ここからは稜線歩きです。
なんと綺麗に刈られてあります。そうでなければ、進めないところでした。
 
   

リベンジのお二人に先に行ってもらいます。
そして三等三角点へ
やっと来られましたね。おめでとうどざいます。
 
   
 
ここで上からトンボロを見るのは最後かな
手前の右手に岩場が見えます。
 

エントツ山さんが教えてくれた刈りはらわれた登山道から下ります。
さてどこに下りるか楽しみです。
ロープが張られていて、急な下りです。
 
   

ここに下りてきました。右に行くとお墓があり、行き止まりです。 
   

引き返して、左に行くと民家があり、
鳥居の前を過ぎると、車道が見えてきました。 
ここが登山口ですね。
紫谷山から真南、青いベンチが目印です。
朝も見たけれど、案内板も何にもないからわからなかった。
せっかくエントツ山さんから情報を教えてもらったのに(-_-)
結局藪漕ぎしてしまいました。
   

春のような暖かさの中、紫谷山を登った満足感を味わいながら
のんびり歩いて行きます。
朝気が付かなかった紅白の梅に、車道脇のオオイヌノフグリも満開でした。
 
   

車道脇にあるお地蔵さんは島遍路のここは57番札所?
ショートカットしてここから曲がり、海ほたるのところまで戻ってきました。 
夏にも来て見てみたいものです。
   

素敵な砂浜でちょっとコーヒータイムです。
ここまでもう2時半です。この後どうするか 
阿島山に登る時間はないと思うので、登山口の確認に行くことにしました。
 
 
藪漕ぎして登った紫谷山を後にします。
 

小さな峠を越えていきます。
なんだ坂、こんな坂、江灘坂ですって
城山が見えます。 
   

車道下に小鳥がいました。 
   

道端には満開の梅、
粟島神社裏にある四等三角点はやぶ漕ぎのようなので、通り越して
   

目の前には海が見えてきました。ここが西浜 
南には城山
   

北には阿島山
お天気がいいのに、西風は吹いて、ここにきて寒いと感じました。波も高い 
浜に沿って阿島山の方に歩いて行きます。
石像があるので見ています。粟島出身の偉い人ですって
つきあたりを右にカーブし、坂を登ると
   
 
前方に東風浜が見えます。
左を見ると阿島33観音の標識があるので、ここから登って行きます。
   

5分で 分岐へ、←順路のほうに行くことにします。
船の時間が気になるのでので、早足で進んで行きます。
路傍には観音様や石仏が点々とあります。
   

観音巡りを始めて20分ほどで、ほぼ北に赤いテープがある踏み跡の尾根道を見つけました。
ここから登れるでしょうか?
ここまで来たら、引き返すのも進むのも同じくらいなので、このまま一周することにしました。
木々の間から、二面島が見えました。
今までほとんど展望もなく歩いて来たので、景色が見えてうれしいです。
 
   

観音様のお傍には椿の木が植えられて この椿はピンクで綺麗です。
遮るものがなく、二面島が綺麗に見えます。
   

観音様を数えて18番、19番…あともう少し32番、33番一周して最初の順路のところに戻ってきました。
アップダウンを繰り返しと、早足で歩いたので、今日の中で一番しんどかったです。 
これでも55分もかかってしまいました。
船の時間が17時5分発ですので間に合いそうです。
東風浜(こちはま)にも寄ってみます。
   

北は今歩いてきた阿島山、南には紫谷山が見えます。
東風浜は、西浜と違って波もなく穏やかです。
時間もないので、引き返し集落の中を通って西浜に出ました。
こちらは風が冷たく、上着を着てしまいました。
砂洲の東西でこれほど気候が違うとは
 
   

ここにもブイがあります。見覚えのある道です。
あの有名な漂流郵便局の前を通り

「漂流郵便局」次回の開局は3月14日(土)
中田局長が制服姿でお出迎えしてくれます。


   

粟島海洋記念館本館(旧粟島海員学校本館)

この辺りもずいぶん変わっています。
間もなく港です。
出航15分ほど前に着きました。
片道切符330円を買って、船に乗り込みます。

17時5分出航
 
   

今日はよく歩き、疲れました。
乗船時間は15分ですが、船内で 足を伸ばせるところがありましたので、
コーヒータイムをして落ち着きました。

今回reikoさんたちのリベンジはできたものの阿島山が残ってしまいました。
桜やツツジの咲くころに皆でリベンジを誓いました。
 
 
 

粟島(紫谷山145m)香川県
 

 ■ 2015年2月14日(土曜日)晴れ

 ■ メンバー keitannさん・reikoさん・むらくも・ピオーネの4名
 
 詫間須田港発9:05-粟島港着9:20-出発9:29-車道歩き-レーダー基地11:00/11:14-ぶいぶいがーでん11:20-
 足摺岬11:57-さすり地蔵12:33/12:52-紫谷山三角点13:50-登山口14:07-車道歩き-阿島33観音15:19/16:23
 -粟島港発17:05-須田港着17:20(8時間15分休憩含む)