home
鶏足山や寒峰の福寿草の開花情報が聞かれるようになり
私達も見に行こう

二年前に訪れた阿佐尻山に行くことにしました。
keitannさんは初めての山になります。

岡山のワンワンさんに連絡すると
Aさんと一緒に参加していただけることになりました。

阿佐尻山は道標もなく踏み跡も薄いので、心強いです。
財田の道の駅に7時に集合としました。

当日自宅を出ると一面大霜で真っ白です。
道の駅に着くと皆さん来られていました。
reikoさんの車に5人が乗り込み
祖谷を目指して出発~

車の中でも女ばかりで賑やかです。

猪鼻トンネルでは-2度、国道32号線から県道45号線に入ると真っ白なお山が見えてきました。
雪山に心が揺らぎましたが初心貫徹、阿佐尻山へ向かいます。

トイレ休憩に立ち寄ったところではショウジョウバカマが咲いていました。
 
   

京上トンネル手前から国道439線京柱峠方面に進み
新四国八十八か所の標識のある分岐を右折、次の分岐も直進して
8時40分頃堀切大師が祀られた堀切峠の駐車場に到着 
ここまで民家があり、舗装された車道をスムーズに走り
1時間40分程で来ることができました。

車外に出るとさむ~準備を済ませ
8時56分登山口に向けて車道を歩きだします。 
   

前回車道脇に沢山あったフキノトウもあまり見当たらない
 道の下に見つけた福寿草も大霜で凍っています。
下山したらまた見てみましょう
   
 
9時4分山道に入ります。登山口の標識はありません。

登山口からの風景
戸木に中津山にマドの天狗とよく見えています。
   

踏み跡もないので適当に朝日に向かって尾根に取り付くと
素晴らしい展望です。
   

寒峰方面には雪はありません。ダンコウバイも満開
   

ダンコウバイの向こうの山が白く見えます。霧氷のようです。

5分程植林の中を進むと、
 
   

苔むした雰囲気のいいところが見えてきました。
 

福寿草はありますが、どれも凍っています。
帰りに見ることにして先に進みます。
 
 

道のない急な斜面を一歩づつ慎重に登って行きます。
足元は大霜で凍っています。
   

やっと反射板が見えてきました。やれやれ 

登りきると祖谷の山々を眺め小休止
   

反射板の横を通って、まもなくなんと開けているではありませんか 
   

植林が一面伐採されて展望がよくなっています。
あまりの変わりようにビックリです。 

矢筈山方面
 

牛の背方面 
 
 
伐採されて足元がよくないけれど、
南斜面はポカポカと暖かく気持ちがいい
 

日当たりがよくなって、馬酔木の花やヤマシャクの蕾も見られました。 
   

歩きにくいところもありますが、意外なところで福寿草が咲いていました。
下で凍っていたので、開花した福寿草を見られて嬉しかったです。
   

なだらかな尾根道を気持ちよく歩いて行きます。 
   

さらに登りは続きます。

あらっ!足元にエビの尻尾の霧氷が落ちているではないですか!
この辺りも霧氷がついていたようです。 
   

10時30分一旦登りきったところで、次の急登の前に
keitannさんからいちごをいただき、もぐもぐタイム 

10時39分歩き出します。
   

 まもなく目前に急斜面が立ちはだかります。
足元を確保しながら登って行きます。
 

どんどん登って行きます。 
   
 
登りきるとなんと素敵な尾根でしょう~♪
 
 
大岩が次々と現れてきました。
 

ここからは大岩の間を越して行きます。

気温が低いのかつららまで残っています。
   
 
さらに進むとパラパラ落ちてくるものが…
見上げると霧氷です。ここで霧氷が見られるとは感動です。
融けないうちに早く撮影撮影
もう祖氷になる前ですね。
 

辺り一面初々しい福寿草の群生   しばし撮影タイムです。
   
 
   

さらに進むとふかふかの斜面の落ち葉の間から
日差しをいっぱい浴びた福寿草が黄金色に輝いています。
嬉しい歓声です。
みなさん思い思いで撮影します。
 
 
   

11時26分舗装された車道に出ました。
暫く車道歩きとなります。

前からトラックがやってきました。
この先の道はどこまで続いているのか気になります。 
   

 舗装された車道を進むとなんと北側に霧氷が見られます。

もっと近くで見てみたいと未舗装の林道に入って行ってみました。
11時半が過ぎているのに見られてラッキーです。
先に進む道が不明ですので引き返します。
 

ズームすると             見上げると青空に霧氷です。 
   

広場に出ると
未舗装の林道に行かなくても霧氷が見られたのでした。
   

広場から展望がいいので山座同定 
 

林道を進むとまだ霜柱が残っています。 
   

回り込むと山頂が見えてきました。 あともう少しです。
   

阿佐尻山登山口の道標があり、
11時54分 ここからはkeitann先頭で登ります。
   

登り始めると芽吹いたばかりのバイケイソウがあちこちで見られます。

急な登りを過ぎ、緩やかに少し進むと 
   

12時8分 暫く進むとシンボルの1本の木がある山頂にとうちゃこ

林道の登山口から15分弱で着きました。
   

阿佐尻山山頂  三等三角点/樫尾  1374.4m

こんなにはっきりみえたのは珍しく暫し展望を楽しみます。

   

中津山~寒峰方面 
 
 
石鎚山方面

石鎚山方面をズーム
 

塔ノ丸から三嶺や牛ノ背、奥にちょこっと天狗塚、綱附森方面 
 

素晴らしい展望を眺めながらお昼にします。 

13時 もう一度ゆっくり福寿草を楽しみたいので
牛ノ背い向かって下山開始です。
   

広場まで林道ではなく、山道を歩くことにしました。
途中霧氷の欠片が沢山落ちています。
この辺りも霧氷があったんですね。 
   

広場に下り、舗装路を歩いて往路を辿って行きます。 
 
 
上の群生地に着くと午前中よりもましてずいぶん開花しています。
またまたザックを下ろして撮影タイムです。
 
 
   

岩の間を潜り抜けながら、 展望が開けた伐採地まで戻ってきました。
   

まもなく反射板に到着

近くの三角点に寄ります。
 三等三角点/小川 994.2m
   

少し引き返し、道なき急な斜面を木に摑まりながら下って行くと
朝凍っていた福寿草が黄金色に輝き、私達を出迎えてくれました。

皆で大喜び
ザックを下ろしてまたまた撮影タイムです。
 
 

美人三姉妹                          横顔も
   
 
   

福寿草の中で風もなく暖かくもぐもぐタイム 
10分程休憩後、植林の中の薄い踏み跡を辿り

15時36分無事下山です。
   

車道から展望を眺めながら、のんびり歩いて
15時42分駐車地点の堀切大師まで戻ってきました。
 
   

帰りにちょこっとアオイスミレを見に寄り道

今年は沢山咲いています。

早春、スミレの中で先頭をきって咲き
葉がフタバアオイに似ています。
 
   

快晴に恵まれて、 貸切の自然林の中を女5人で楽しく歩き
黄金に輝く福寿草、初々しい福寿草を見ることができました。

素晴らしい眺望そして
思いがけず霧氷まで見られてラッキーでした。

ご一緒していただいたみなさんありがとうございました。
   
yamapログ
https://yamap.co.jp/activity/1656645 
   
   
   

樫尾阿佐尻山 1374.2m (徳島県)
 

 ◆ 2018年3月17日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー ワンワンさん・Aさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの5人
 ◆ 堀切大師堂8:56-登山口9:04-反射板9:46-林道分岐11:26-
   阿佐尻山山頂12:08-林道分岐13:32-反射板14:38-登山口15:36-堀切大師堂15:42
                   (約6時間45分昼食、撮影含む)