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タカネバラが咲き始めているようです。
今年もみんなで見に行くことになりました。

岡山の風来坊さんは歩きの不安から、一人日浦から西赤石をあるという
そしてワンワンさんから「周回するなら配車しますよ」と言ってくださったので
二人に連絡すると縦走OK
ロングコースで歩き通せるか心配ですがみんなで歩けば何とかなるでしょう

西から東のほうがいいかもしれませんが、
目的のタカネバラを先に見ておきたいので、瀬場から登って日浦に下山することにしました。
当日大野原のいつものところに5時に集合し、
風来坊さんの車で登山口の瀬場を目指します。 

6時10分頃瀬場に到着し、準備をして登山口に行くと
なんとヒコーキ隊一行ではないですか!
私は嬉しい再会にヒコーキ3号さんと山崎さんとハグ
それを見ていたヒコーキ1号さんは驚かれた様子ですが…

日浦に向かう風来坊さんを見送ります。

ここで集合写真をして、ヒコーキ隊一行は出発されました。
 

6時30分 トイレを済ませた私達も出発です。 
6時49分豊後通過
   

対岸の八間滝の滝音が聞こえ、岩場を登ると
まだ綺麗に咲いているヤマツツジが朝日に輝いています。 
傍には「ネジキの花が咲いているわ。ここで見たことがないよね」
木々の向こうに東光森山も見えています。
   
 
花を探しながら進んでいると、咲いていましたイヤリングのようなウリノキの花

・イチヤクソウの蕾                 ・コナスビ                  ・ウリノキの花
 

木橋が流されて斜面が崩落しています。
ここがネットでの崩壊場所のようです。

一応ロープが張ってくれていますし、アルミの梯子もかかっています。
岩が剥き出しになっていますので、慎重に通過します。 
木々も倒れていて、明るくなっています。
   

      ・ヒュウガナルコユリ            ・サワルリソウ              ・トチバニンジンの蕾 
     (花糸に乳頭状突起がある)
 
 
色の薄いブルーの涼しげなヤマアジサイが咲き始めていました。
   

7時29分 一本橋に着くと入れ替わりにヒコーキ隊が出発されました。
この後三角点に着くまで追いつくことはありませんでした。

いつもの水辺で咲いているアワモリショウマを撮影した後
ここでバッテリー交換をした時、何処かのボタンを触ってしまっって
設定がおかしくなった。いろいろ押しても直らないので
仕方なくAUTOで写すことにしました。
 
   

水分補給をして恐る恐る一本橋を渡ります。
来るたびに橋の傷みが目立つような気がします。

7時39分瀬場谷分岐を通過し、右俣直登へ 
   

新しい道標には「尾根道コース山頂まで2時間30分」と
私達はこれじゃ無理よね

いつもの谷側にサワグルミの果実が垂れ下がっています。
   

足元のコナスビを見ながら進みます。
「以前この辺りでナベワリがあったよね」探しますが、見つけられません。

開けたところからは東光森山の稜線を眺め
植林帯をジグザグに高度をあげて行くと
   

 小さな滝が現れ、朽ちかけた橋を渡ると
   
 
お気に入りの小さな滝の上まで来ると風が涼しい
アワモリショウマはまだ蕾でした。
   

綺麗に咲いているコゴメウツギを見て左岸に渡渉します。

8時2分 水量の少ないので難なく渡渉
   

沢音と小鳥のさえずりを聞きながら、植林の中を緩やかな長い登山道を登って行きます。
咲いているのは白いコガクウツギぐらい

単調な登りで足元にカエデの翼菓がいっぱい落ちています。
見上げると大きなカエデの木がありました。
こんなところにカエデの木があったのを初めて知ったのでした。
   

さらに植林の中を進み大きなモミの木を過ぎるともうすぐ最後の渡渉点です。

遅れて出発したアカリプタさんが追いついてきました。はや~

同じメーカーのカメラをお持ちのアカリプタさんに聞いても分からないという
   

8時36分瀬場谷支流、最後の渡渉点なので、ここで小休止 
見上げるとオオバアサガラはまだ蕾です。

10分の休憩後登り出します。
橄欖岩の歩きづらいゴロゴロ道を登って行きます。
   

8時56分 歩き始めて10分で第一タカネバラにご対面~♪

今からが一眼カメラの出番なのに思うように撮れないのが悔しい
 
   

今度はモリイバラが咲き誇っています。
 
   

タカネバラが次々と咲いています。 
   
 
ピンクの妖精に皆さん大喜び
 
 
まだ蕾が多くて初々しいタカネバラ
 

色の濃いのも
 
 
  
 
私は優しいピンクの妖精のほうが好きですが…
 

横顔も素敵です。 
   

急登を花に元気をもらいながらどんどん登って行きます。
今日は縦走なので撮影枚数は控えましょうね。は~い
 
   

ナツハゼの花も満開
釣り鐘形の小花を多数下向きにつけています。 

今年は花付もいいようです。
先日里山で見たナツハゼはもう実になっていました。
   

ヤブウツギとイヨノミツバイワガサとタカネバラのスリーショット 
 

タカネバラを堪能して、皆さんどんどん登って行きます。

私はカメラの設定が直らないまま進んでいると、後ろから
大きな三脚とカメラを持った男性がやってきて、
「見て見ましょうか」と言ってくださったのでお願いしました。

色々と触ってくださったのですが、やっぱり機種が違うのでわからないようです。
お礼を言ってみんなに追いつきます。 

9時57分 トラバース道の赤石山荘と権現越え分岐に到着
そのままトラバース道を進みます。

トラバース道にはシラヒゲソウが次々と咲いています。
   

ヒロハヘビノボラズの花が可愛く咲いているのを見たのは久しぶりです。 
   

山頂への分岐にも初々しいタカネバラ、沢山の蕾をつけています。

fujiwaraさんが山頂には行かず、赤石山荘から石室越えに行くと言うけれど
赤石越えから岩稜を歩いて行きませんかと誘う

分岐の上の展望のところで小休止してから山頂に向かいます。
 
   
 
シライトソウやキバナノコマノツメそしてネバリノギラン、
咲き始めたタカネバラやイヨノミツバイワガサやツクバネウツギを楽しみながら登って行きますが
fujiwaraさんがまた足が攣ったようです。
 

10時27分 赤石越までやってきました。 

分岐にはベニドウダンが見事に咲いています。

fujiwaraさんとワンワンさんは山頂には行かず、ここで待っているようですので
他の5人は山頂に向かいます。
   

樹林を抜け岩場を登ると、青空も出て、素晴らしい展望が広がってます。
  
 
雲海まで見られて感激
 

10時41分 東赤石山山頂 

ザックをデポして、三角点に向かいます。

10時47分 三等三角点/赤石 1706m 
   

なんとそこには元気なヒコーキ隊が休憩中
その後ゆうちゃんとダーリンもやってきて楽しいミニオフ会となりました。

そこでみんなでヒコーキポーズで記念撮影です。
 
 

三角点から権現越方面を眺めます。

いつもガスが湧いてくるのに
雲と青い空 梅雨の時期としては素晴らしい展望です。 
 
 
海側は雲海
 

吊り尾根の奥には石鎚山も見えています。
雲も綺麗です。
 

皆さんとおしゃべりしていたら、
ヒコーキ隊から「縦走するのにゆっくりしていても大丈夫?」
「日が長いから、7時までに下山できるでしょう」と言ってはみたものの
急がなくてはいけませんね。
皆さんとお別れして、山頂まで引き返します。 
 
11時5分山頂を後にして、二人の待つ赤石越えに急ぎます。

・イワキンバイ                    ・ウスノキ               ・コツクバネウツギ
 
 


後半に続く 
   
   
   
   
   
   

東赤石山1706m~西赤石山1626m縦走 (愛媛県)前半
 

 ◆ 2018年6月17日(日曜日)晴れ

 ◆ メンバー アカリプタさん・クムトマトさん・ワンワンさん・fujiwaraさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの7人
 ◆ 瀬場登山口6:30-瀬場谷分岐7:38-トラバース道分岐9:57-赤石分岐10:27-東赤石山頂10:41/11:05
  赤石分岐11:12-八巻山山頂(昼食)11:27/12:00-岩尾根-石室越え13:02-物住頭14:00/14:15
  -西赤石山山頂14:59/15:16-銅山越16:32/16:42-ダイヤモンド水17:24-日浦登山口18:10
                                 (約11時間40分 休憩、昼食含む)