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28日気象庁は「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 
そうなるとアルプス山行を延ばしていたので、これで行ける
花の状況と宿の予約で電話をすると、週末は混んでいるし、週明けからはお天気が悪い
そこで一週間延期、行き先も変更

週末が開いたので、四国の山に行こうということになった。
前から行きたかった三嶺~剣山縦走
準備をしていたのに、前日の天気予報で、午後雨となった。

急遽予定変更 愛媛県はくもり予報
東から西赤石縦走に決定
朝4時起床、自転車を積んで、日浦登山口を目指します。

6時30分日浦登山口に自転車にデポします。
トイレの横にはギボウシがまだ咲いていたので
写真を撮っている時、右腕にチクッ!アブやないな
そのまま瀬場登山口に移動 
   

瀬場登山口に着くと、一台の親子連れが準備中
小学5年生の男の子も大きなザックを背負って三人が先に出発されました。
私達も急いで準備を済ませ、
7時5分出発~

10分程で親子連れに追いつき追い抜いて行きました。
蒸し暑く、汗が流れます。
   

7時58分一本橋に到着
岩場を見てみると咲いていましたイワタバコ (^O^)/
この時期に歩いたのも久しぶりなので、ここで見られて嬉しかった~
 

8時5分すぐの瀬場谷分岐を
今日は縦走なので右の直登コースへ

20分程で滝のある沢に着きました。
するとここにもイワタバコが咲いています。
岩場にはスダレギボウシも咲いています
   
 
・イワタバコ                          ・スダレギボウシ
   
 
渡渉して
退屈な植林の中を歩いていると、キノコが目立ちます。

・ベニナギナタタケ
 
 
                      ・ドクベニタケ
 

橄欖岩の手前で小休止し、6月にタカネバラの咲く登山道を登って行きます。

先月歩いたばかりなのに、登山道は草刈りがされていて、変わった感じです。
自然林の中ですが、暑い
途中むらくもがまた休憩、熱中症気味のようです。
水分もとっているようなんですが…
   

青空に白いリョウブの花が涼しそうです。

綺麗に咲いていたタカネバラは実ができていました。 
   

咲き残りのヤマアジサイ、
この辺りのナンゴククガイソウやシモツケソウは終盤でした。 

10時34分やっとトラバース道に出ました。
ここまでで3時間30分かかってしまったことになります。
   
 
まもなく山荘分岐
シモツケソウやオトメシャジン、ホソバシュロソウ等沢山の花が咲いています。
   

素晴らしい展望です。 
 
 
オトメシャジンも見頃は過ぎていますが、まだまだ咲いている花が多い
 

咲き始めたシラヒゲソウとコモノギク 
   
 
花散策しながら、赤石越から東赤石山頂へ
あんなに晴れていたのにだんだんガスが上がってきました。
先に山頂に着いたむらくもの声が聞こえます。

11時12分東赤石山頂(1706.6m)とうちゃこ
 

ガスで八巻山が見え隠れする中、
むらくもとカメラの話をされていた登山者は先に下山されました。
すれ違いに数組の登山者が登って来られます。
山頂にはまだイワキンバイが咲いています。

私達も縦走なのでゆっくりしておれません。小腹を満たし、11時32分八巻山に向けて出発です。
   

同じ岩でも少し見る角度が変わるとイメージが変わりますね。 
   

ウバタケニンジンやコウスユキソウにタカネマツムシソウなどあちこちで群生しています。 
 

12時12分八巻山にとうちゃこ
ここでお昼にします。 
 

若者が登ってきました。権現越えから床鍋に下るそうです。
若い人が多くなりましたね。 
12時35分私達も下ります。
   

目の前に石室越への岩尾根が見えます。

ここで失敗
八巻からすぐの登山道に左にしっかりした踏み跡があったので、進んでしまいました。

眼下に赤石山荘がみえます。
   

「 こんなとこ通ったことないわ」と引き返して、正規の登山道に戻りおかめ岩まで下ります。

予定は赤石山荘まで下るはずでしたが、
予定時間より遅くなっているので、岩尾根コースを進むことにしました。
あとで知ったのですがそこにはNHKの撮影隊がおいでたようです。

そしてアンジーパパさん達も来られたようで、
私達が山荘に下っていればお会いできたのに残念(-_-)
   

岩尾根に少し進んで八巻山とおかめ岩を振り返ります。 この時12時50分
踏み跡や赤いテープを辿って進んで行きます。
   

岩稜の迫力 これぞ東赤石って感じ

また失敗 右の踏み跡を見落とし、下に進んでしまった。
赤いテープのところまで戻り、踏み跡を辿って行きます。
緩やかな南麓はクロベや五葉松が広がっています。
   
 
岩場に可憐なオトメシャジン
そしてほとんど実になって諦めていたシコクギボウシが、一株咲いていました。
   

ハア~ハア~またむらくもがおかしい
岩場なので平らなところで休憩と探していたのですが
もう辛抱できず、小休止します。
雲が出てきたので、半袖になり、みかんを食べ、首を冷やしたら少しよくなったようです。

あれっ、こんなところにもコオニユリ
   

13時54分岩稜歩き終わり、石室越えに出ました。 

ここからは歩きよい道です。そのうえ草刈りまでしてくれています。
オオヤマレンゲの木を過ぎると鋭く尖ったピークが見えます。あれが前赤石山
   

時間があれば前赤石の岩峰に登りたかったのですが、今日はパス
前赤石の取り付きを過ぎ、南面のトラバースを進みます。 
   

慎重に進んで行きます。 向こうに西赤石が見えてきました。
   
 
緊張の中で花々がホッと心を和ませてくれます。
   

見上げると青空にヒコーキ雲が一筋

14寺24分前赤石山頂分岐 ここまでくればやれやれ
こんなに綺麗に刈られています。ありがたいですね。 
   

14時39分物住頭(1634.6m)にとうちゃこ 
そして 四等三角点 高原
ガスがかかって何にも見えないので通過します。
   

下界では晴れているようですが天気が変わりやすい

パワー森林香が切れてアブが寄ってきます。
点けているいるときも寄ってきて噛まれてしまった。
 
 
物住頭をすぎるとホタルブクロロードかと思われるほど、ホタルブクロが咲き誇っています。
草刈りもされていてもホタルブクロだけ残されていました。

アザミは刈られてありませんでしたが、ヤマハハコや咲き残りのクガイソウもあり
以外に花が多く、目を楽しませてくれました。
 

15時29分西赤石山(1625.8m)山頂とうちゃこ 
そして 二等三角点銅山
 

相変わらず、兜岩の方の展望はよくありませんが
ここまで来ればやれやれです。後は日浦まで下るだけ
ここで小休止
靴ひもを締めなおして、銅山越えまで元気をだして出発~

おかめ岩からここまで誰にも会わず、寂しい縦走です。
  

急な下りは疲れた足に 堪えます。
ここだけホツツジがまだ綺麗に咲いています。
 
 
こんな花つきのいいコオニユリもありました。
視界が悪くなり、ポツポツ小雨が降りだしたので、ザックカバーをつけて歩き出しますが
その後雨も降らず東山を通過し、
 

16時56分銅山越にやっと到着
日浦登山口まで1時間半
暗くなら内に下山しなければならないので、そのまま下ります。 

黙々と下っていると、嬉しいことに咲き残りのアカモノが咲いています。
やっぱり可愛いですよね。
   

ダイヤモンド水まで、 下ってきたら
キレンゲショウマが咲き始めているではないですか(^O^)/
 
 
 

新しいバイオトイレの横を通り、無事日浦登山口へ下山
むらくもがデポした自転車で、瀬場登山口の車を回収してくるまで、待っていた私 

戻ってきた車にザックを積込もうとすると、アブが群がってきます。
叩いても気絶するだけですぐにまた向かってきます。
急いで乗り込み岐路に着きました。

この暑いときによく縦走できたと思います。
 

❀他に見た花

・オオヤマサギソウ                             ・カキラン
   
 
   
 
   
   
   

東赤石山から西赤石山縦走(愛媛県)
 
 
◆ 2016年7月31日(日曜日)晴れ

◆ メンバー  むらくも・ピオーネの2人
◆ 瀬場登山口7:05-瀬場谷分岐8:05-トラバース道分岐10:34-赤石分岐10:59-東赤石山頂11:12/11:33
  赤石分岐11:43-八巻山山頂12:12/12:35-岩尾根-石室越え13:54-物住頭14:39
  -西赤石山山頂15:29/15:45-銅山越16:56/17:00-ダイヤモンド水17:39/17:49-日浦登山口18:23
                                 (約11時間20分 休憩、昼食含む)