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三年前に見た赤星山のマンサクと霧氷が忘れられなくて
今年も見たいと前の週からトリオで計画

前日は青春18きっぷで須磨アルプスに行ってきました。
アップダウンの多い山歩きに加え、片道4時間半の電車の旅に疲れて帰宅
翌日の赤星山山行も花散策なので何とかなるだろうと早めに就寝した。

翌日大野原のいつものところに7時に集合し、
reikoさんの車で登山口に向かいます。

県道から眺めた山は前日の雪で山頂付近は白くなっています。
これは霧氷とマンサクが見られるのではと期待が高まります。
中尾集落の道と分かれて荒れた林道を走ると薄っすらと雪が現れます。
悪路を何とか進み駐車場に着きました。

8時37分 「登山道入口まで600m」の林道歩きです。
お花も雪の下なのでひたすら歩きます。
   


8時53分 登り始めます。 国見山以来の雪の山です。

薄っすらと積もったばかりの雪に踏み跡をつけて行きます。
   


アセビの葉っぱにも雪

蕾のピンクが可愛い~
   
 

気持ちのいい雑木林を登り始めると時折青空が見えだし

次第に薄っすらと霧氷もつきだして大喜びです。
   


登山道からマンサクを探します。
高いところになんとか黄色が見えますが、マンサクも凍っているし、
グレーの空で綺麗に見えません。
天気予報を信じて、下りで見ることにして先に進みます。
   
 
 

果実は2~3cmの卵形の球果に霧氷が見られました。

カラマツの木がこれほどあったのかと思わせるほど
霧氷とカラマツが綺麗
 


1365m地点の肩まで登ると たっぷりの霧氷に大興奮

一瞬青空になりましたが、まだ曇り空で残念です。

ここから冬景色の中を登って行きます。
   

 
 
 

シャクナゲ尾根を登って行きます。
   


一瞬青空になり、見上げるとそこにマンサクの花

サクラ隠しでなくマンサク隠しです。
雪で隠された上に凍っていますから分かり難いです。
   
 

霧氷にはやっぱり青空が映えます。
 
 
 


冬景色に陽射しがあたると輝きます。
 
   


分岐から最後の急登を登って行きます。

10時37分 祠までやってきました。
山頂まであとちょっと
 
 


山頂手前のマンサクも沢山咲いているようなのですが
凍っていて形が見えません。

登山道に矢印のような足跡が続いています。
これはヤマドリの足跡
私達を案内してくれているようです。
 
   


10時45分 赤星山山頂にとうちゃこ

山頂には土居側から登られたという
単独の男性一人展望を楽しまれていました。
 
   
 

「わぁ~凄~い♪」
なんと眼下に広がるのこの景色に感激

庄内半島までクッキリと見えています。
こんなによく見えたのは初めてかも
 
 

マンサクを見に行くと
咲いていました!霧氷をしっかりつけています。
今回も霧氷とマンサクを見ることができて大満足
 
 

さあじっとしていると寒いのでダウンを着こんで
燧灘を一望しながら昼食です。
気温が低く手が冷たくて手袋まではいてしまったほど

マンサクと霧氷越しに土居の街並み
   
 

眺望を楽しむお二人
 
 

上空に雲がありますが、赤石山系もよく見えています。
 
 

たっぷり展望を楽しんだら、往路を引き返します。

折角軽アイゼンを持ってきたので、reikoさんと私はつけて下ることにしました。

下山開始に山頂を振り返ると
北側は一瞬で展望はなくなりました。
なんとラッキーなことだったのでしょう

11時38分 大満足で山頂を後にしたのでした。

山頂直下の霧氷はまだ残っています。
尾根の急な下りは滑りやすく、慎重に下って行きます。

気温が低いので、ダウンやフリースを着たままです。

11時58分 尾根分岐を通過し、マンサクのところまで下って行くと
   


登りで凍っていたマンサクも少し解けて
あのレモンイエローが見えていますので
木の近くまで下りて行きます。

どの木も満開です。

青空も出て、レモンイエローのマンサクがよく見えるようになり大喜びです。
   
 
 


keitannさんが落ちているアテツマンサクの花を見つけてくれました。
小さいので大きさがわかるようにreikoさんが五円玉を置いてくれました。

気温も少し上がり足元の雪も緩んできました。 
樹林を抜けると暖かく、reikoさんはフリースを脱ぎました。

雪が融けて見えているのはトリカブトの葉
   


登りでは雪山だったのに
下りは疎らに雪が残る春の山になっていました。

赤星山の雑木林のここがステキです。 
 


途中の馬酔木の花の蕾は大きく膨らんでいました。

13時15分 林道登山口まで下ってきました。 
   

早春の花を探しに行きましょう


トサコバイモ
 
   
 
 
 
   


ユキワリイチゲ
 
咲く場所によって花びらに違いがあります。
気温が低かったので開花しているものが少なかったです。
   
 
団体さんも
 
 
   
 
・シロバナネコノメ                   ・ヤマシャクも蕾
   

・コチャメルソウ                       ・アオイスミレ 
   
 
・ネコノメソウ                        ・フデリンドウ
   
 
金砂湖では満開の桜の下でコーヒータイム
一足早い春を満喫した一日でした。
   


林道登山口までの悪路の運転をしていただいたreikoさんには感謝です。
冬の山から春の山まで一日で楽しめ
大展望と早春の花も見られ大満足の一日になりました。



 
   
   

赤星山 1453m (愛媛県)
 

 ◆ 2019年3月24日(日曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人
 ◆ 林道駐車場8:36-林道登山口8:53-中尾分岐9:12-1365mの肩10:11-
    トラバース道分岐10:18-山頂10:45/11:38-トラバース道分岐11:58-中尾分岐12:59
    -林道登山口13:15-林道駐車場13:46
                    (約5時間10分 休憩、昼食、撮影含む)